880、『カニとエビの しょうぶの海』

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この前の口角と甲殻類を思い出したから
カニとエビのコトを少し考えちゃいました。
チョットくだらないエビカニ茶番劇始まります。

 

セイダイの田中 誠大です。

むかしむかし、
しょうぶの海というところに、
力自慢のカニと、
素早さ自慢のエビが
住んでいました。

 

「この海で一番つよいのは、オレだ!」

カニは自慢の大きな鋏を
バチンと鳴らしてこう言います。

 

「いやいや、強さはスピードと賢さよ。あたしのほうが海一番!」

エビは〈しゅるん!〉とテールフリックして見せました。

 

「じゃあ、勝負だ!」

「のぞむところよ!」

 

第一戦:かくれんぼ勝負!

岩場にかくれたエビ。体はほとんど透明。

カニは一生懸命探すけど、ぜんぜん見えない!

「うーん…これは完敗だ…」

カニは悔しそう。

「ふふ、かくれるのは得意なのよ」

 

第二戦:にらめっこ対決!

 

今度はカニが勝負を仕掛けます。

その大きな鋏をふりあげて、どーんとにらみます!

エビは思わず…ぴゅーんと逃げ出してしまいました。

「怖すぎるわよその顔!」

「へっへっへ、にらめっこはオレの勝ちだな!」

 

第三戦:モノ取りレース!

遠くの海藻の中にある「金の貝」を、
どちらが早く取れるかという勝負。

エビはしゅばばばーっと泳ぎ
、カニはのっしのっしと歩き

 

エビは早すぎて海藻の中に頭を突っ込んでスタック!

カニは遅いけれど、しっかり金の貝をゲット!

でも、そのとき…

 

「…うう、ぬけない…」

エビが、海藻に絡まって、もがいています。

 

カニはしばらく悩んでから、

大きな鋏で海藻を
パチンパチンと切って、
助けてあげました。

 

「…なんで助けたの?」

「勝ったって、ライバルが泣いてちゃ、つまんねーだろ?」

その日から

 

カニとエビは、一緒に海のパトロール隊を始めました。

カニは力と防御担当、エビはスピードとスカウト担当。

 

それぞれの強みを持ち寄って
海の仲間たちを守る、
最強タッグになったのです。

おわり。

 

教訓:戦いじゃなくて、チームになればもっと強い

 

カニとエビどっちが好きですか?

 

今日も楽しい一日を。

 

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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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