「命（いのち）」という字は
どんな由来や意味があるんだろう。

おはようございます！

「命」という漢字は、
3000年以上前の中国（甲骨文字）
から生まれました。

ふたつのパーツからできています。

「令（れい）」
ひざまずいて、
神さまや王さまの言葉を受ける人

「口（くち）」
言葉や命令を伝える口

このふたつが合わさって、
天（神）から与えられる言葉・さだめ」
という意味になりました。

つまり、「命」は最初、
神さまからさずかった
「おことば」や「やくわり」
という意味だったそうです。

時代が進むにつれて、
「命」にはいろいろな
意味が加わっていきました。

【いのち】
生きていること・生命

【運命・さだめ】
天から決められた生き方や寿命

【命令・指示】
上の人が出す指図やおことば

【大切なもの】
「命をかける」など、守るべき価値

命は、神さまから与えられた大切な
「ことば」や「生きる意味」
から生まれた漢字。

そこから
「いのち」「運命」「命令」
などの意味になっていった。

私たち一人ひとりの命には、
「意味」や「役目」が
こめられているのですね。

今日も楽しい一日を。

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