1023、心に呼起されるしみじみとした感動

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その音をノイズとして感じるか、
その後を風情として感じるのか。

おはようございます!

暗い朝に響く虫の声は、
オスたちが奏でる恋の歌です。

鈴虫もコオロギも、
羽をこすり合わせて音を出し、
「ここ私がいる」と
メスに知らせています。

その響きは、ただの音ではなく、
体の大きさや力強さを伝える音。

メスはその声を聞き分けて、
パートナーを選んでいる。

鈴虫の声は「リーンリーン」と澄んでいて、
静かな夜を彩るように流れる旋律。

一方、コオロギは
「コロコロコロコロ」「リーリー」
とリズムのある声で、
どこか賑やかさを感じさせます。

声の違いは、
男達の個性でもあり、
同時に縄張りの主張でもある。

「ここは俺の場所だ」と
他のオスに知らせるための
合図にもなっている。

つまり私たちが耳にする
秋の虫の音は、
オスたちの恋と競争のドラマ。

澄んだ音色も、
リズミカルな響きも、
それぞれの生き物が
必死に命をつなごう
とするメッセージ。

そしてこの虫の声は、
古くから日本人の心
にも深く響いてきました。

西洋では虫の声は
ただの「ノイズ」
とされることが
多いのに対し、

日本では「風情」
として親しまれ、

俳句や和歌に
数えきれないほど
詠まれています。

秋の夜長に虫の声を聞きながら月を眺める

それは静けさとともに
「もののあはれ」
(もの (対象) によって人の心に呼起されるしみじみとした感動)
を感じる時間でした。

鈴虫やコオロギの音色は、
単なる生物の営みを超えて、
人の心を映し出す音。

だから、秋の虫の声を耳にしたとき、
私たちは自然のリズムと命の営みを感じ、
同時に日本人として受け継いできた
「情緒」を味わっているのかもしれません。

夜の虫たちの歌声は、
私たち「日本人」に寄り添う
文化の「しらべ」でもあるのですね。

今日も楽しい一日を!

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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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