「狩猟生活から定住生活への転換」が
人間の「自然との関係」の変化につながる。
おはようございます!
狩猟採集の時代、人間は
「移動しながら生きる存在」でした。
食べ物が尽きれば場所を変え、
水や火を求めて自然の流れに
沿って移動した。
この生活では、
トイレも、ゴミ捨て場も、
特別に用意するもの
ではありません。
排泄物は土に還り、
食べ残しは動物や微生物に分解され、
自然の循環の中にすぐに溶け込んでいきます。
「人間の行為」は自然の一部であり、
とくに何の問題ではなかったのです。
すべてが動き、変化し、つながっていました。
やがて人類は、
農耕を覚え、
土地に根を下ろします。
作物を育て、
村を作り、
家を建て、
生活を「管理」
するようにりました。
すると、
これまで自然に還っていた
排泄物や残骸が、
そこに留まるようになります。
動かない生活は、
「不要なものをどう扱うか」
という新しい課題を生みました。
トイレが必要になり、
ゴミを集め、溜まった汚物を
どこかへ運ぶという
仕組みが生まれました。
貝塚なんかもこの例ですね。
これは単なる生活の変化ではなく、
世界との関係性の転換でした。
狩猟生活では、
すべてが流動していました。
時間も、食料も、人間関係も、
自然のリズムに従って移り変わる。
「止まる」ことがない世界では、
意味や目的を探す必要がなかった。
しかし、定住すると「流れ」が止まる。
時間が溜まり、物が溜まり、感情も滞る。
文明が進むほど、
清潔で安全な生活を
手に入れた代わりに、
人間は「退屈」という
「動かない痛み」を
抱えるようになった。
トイレやゴミ捨て場が必要になったのは、
自然と一体であった人間が、
自然の“外側”に立ったから。
退屈とは、その断絶を心が感じている痛みです。
このテーマは、現代社会にも深く響きます。
私たちは便利さと安定を得た代わりに、
自然と流れに生きる感覚を失い、
「退屈」という新しい不安を
抱えるようになったのかもしれませんね。
今日も楽しい一日を!
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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