「ライフBOX」:美容室をビジネスに
セイダイの田中 誠大です。
2000年ごろに増えて生きた美容室の「大型店舗」
美容膣は職人の世界でしたが、
大型店舗が出始めてからは「ビジネス」として
美容室のチェーン化が増え始めました。
もちろん、そんな中でも従来の職人美容室もありましたし
「ディスカウントの美容室」や「場所貸しの美容室」(面貸し)
もありましたが、急激に「大型店舗」が増えていきました。
この「大型店」によって美容師は「革命的な働き方」が
できるようになりました。
今まで固定給で働いていた美容師に
「売上に対する歩合」という制度が
一般的になってきました。
私も「職人美容室」で働いていた時は
店長で売上200万円出しても19万円の給料でしたので
この「歩合」という給料体系にはすごい魅力を感じました。
2000年ごろの歩合率は、いろいろあったのですが
支流だったのが売上に対しての27%くらいでした。
200万円売り上げれば54万円の給料です。
私が当時働いていた会社よりも
同じ売上で35万円も給料が違います。
約3倍です!
しかも「お客様」を会社がマーケティング
で大量に呼んでくれます。
美容師は体を動かせば売上を上げることができます。
美容師の働き方を変えた大型店はもの凄いスピードで
美容師を集めお客様を集め「店舗」を増やしていきます。
このころから「スタイリストランクの指名料」も出てきました。
スタイリスト 指名料 なし
トップスタイリスト 指名料600円
サロンディレクター 指名料1400円
こんな感じです。
ちなみに私は2600円の指名料をいただいていました。
そして大型店はお店が広いため、
お客様がご来店すると受付のスタッフが、
マイクを使って「○○さんご指名のお客様お願いします」
と店内にスピーカーでお知らせします。
まるで「ホストクラブ」や「ニュークラブ」みたいです。
こんな大型店も過剰に増えていくと必ず起きる現象があります。
それが「価格競争」です。
この当時はホットペッパーもネットがなく冊子でしたし
チラシの手配りとかポスティング、新聞折込など
アナログな集客を支流でした。
この広告物に「カット4200円⇒2980円」など
プライスを下げて集客します。
大型店は家賃や人件費などの固定費が
たくさんかかるため絶えずお客様を
大量に呼びこまなくてはいけません。
そこでの価格競争で私がいたときは
「カット4200円⇒1700円」
までになりました。
いったい何のための戦いなのか
「美容師」としての本質かは
かけ離れていきます。
この本質から離れていった美容師がどうなっていくのかを
次回書いていきます。
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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