70、面貸しサロンの流行

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「ライフBOX」:本質はブラしてはいけない

セイダイの田中 誠大です。

2008年ころから美容室の面貸しサロンが
一気に増え始めました。

これは大型店で顧客がついた美容師が
「価格競争」で体も心も疲弊している時に
増え始めた美容師の受け皿になりました。

面貸しサロンとはどのようなサロンかと言うと
昔からあるスタイルは「売上に対して65%バック」とか
「70%バック」とかが多かったです。
もっと昔の面貸しサロンは「50%バック」が多かったですが
時代と共にバック率は上がってきています。

また、今は「月10万円」とか「月5万円」とかで
セット面を月額で借りるやり方も多く存在しています。

このようなスタイルの美容室経営が勢いよく増えて
美容師がそっちに流れます。

今まで会社が安いプライスで集めたお客様を
作業のようにこなして、疲れ切った美容師には

一客一客ですが適正な料金をいただき「指名のお客様」を
しっかり接客でき働き方は「オアシス」です。

こうして増えていった「面貸しサロン」ですが
3年くらいたつとドンドン減っていきました。

私たち「人間」は自分で自分の規律を守れるほど
強くはありません。

スキあればサボってしまうのが私たちです。

あいさつも「会社がうるさいからやる」という人もいますし
朝の出勤も「朝礼があるし掃除があるから」余裕をもって出勤したり
先輩に怒られるから「一生懸命にヘルプに入ったり」します。

周りの環境が「人間」を育ててくらます。

しかし「面貸しサロン」ではすべて自分で行います。
そして自分で出店した時のように「大きな固定費」のなければ
「借金」もありません。

ゆるい環境で自由になってしまったら、

よっぽど「自分に厳しい人間」でなければ
だらしなくなっていきます。

美容師とは「人間が商品」です。

人間が商品の美容師が「だらしない人間」になっていけば
必ず「売上」は下がります。

実際にたくさんの後輩が「面貸しサロン」に行きました。
2年もたてば売上は半分になってしまいます。

中途半端なスタイリストならすぐに稼げなくなります。

売上を上げるなら上がるための型があります。
中途半端な時期に自由は危険です。

「面貸しサロン」は、大抵このようなパターンに
なるため、そこで存在できる美容師は限られます。

増えていった「面貸しサロン」も美容師の需要により
適正な数まで減っていきました。

そもそも「自分に厳しい人間」なら独立しいてるでしょう。

 
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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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