72、業務委託サロンの流行

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「ライフBOX」:面貸しサロンと業務委託サロンの違い

セイダイの田中 誠大です。

面貸しサロンで自分の指名客が減ってしまえば
新たに「お客様」を開拓しなければいけません。

新しくお客様を獲得するといっても
面貸しサロンで働いてしまえば、
会社は集客してくれませんので全て自分でやらなくては
いけません。

そうすると紹介か今の時代で言えばSNSとかですか。

何にしても一人で新規開拓をするのは
結構な労働コストがかかりますよね。

前にも書きましたが「自分で自分の規律」を守れなければ
一人になった美容師は必ず停滞していきます。

一度面貸しサロンで働いて自由を体験してしまえば
もう「王道サロン」「大型サロン」のような規律の中で
働くことは困難でしょう。

そんな「面貸しサロン」の美容師や「大型サロン」で疲弊した美容師
「王道サロン」でなかなか入客できない美容師に新たな働き方を
しめしたのが「業務委託サロン」です。

このスタイルの働き方はたくさんの美容師を集めました。
3年で200店舗にした業務委託サロンもあります。

この働き方は社員ではなく個人事業主契約で働きます。
自分の売上に対して45%から50%の歩合が相場です。

業務委託契約ですので自由があり、一番のメリットは
新規のお客様を会社が呼んでくれるということです。

面貸しサロンでしたらある程度お客様を持っていなければ
給料が少ないですが、会社が新規を呼んでくれるのであれば
お客様を持っていない美容師でも働くことができます。

「自由がありお客様を呼んでくれる」

一気に膨れ上がった「業務委託サロン」やはり同じ道を歩みます。

適正以上数が増えれば「価格競争」が始まります。

カット・カラー・トリートメントが3900円とか

よくわからない価格になったりします。

こうなると本来2時間かかるメニューも1時間で予約を入れなければ
経営が成り立ちません。

そんな仕事をしていれば「美容師」も「お客様」も
疲弊していきます。

大型店が一気に増えたのと同じ状況です。

「王道美容室」
「大型店」
「面貸しサロン」
「業務委託サロン」

大まかな分類ではありますが
昔に比べて「美容師」には
いろいろな働き方が選択できます。

どれを選んでも、その人の人生ですので
自由ですが「私の人生のマスタープラン」を
もとに選択したいものです。

 
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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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