731、自ら巣を作り、自ら目を閉じる自由

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一生懸命に私の住処を作りますよ。
その住処にずっと住んでますよ。

セイダイの田中 誠大です。

街路樹の葉は
まだまだ緑が濃く、
時折、黄色に近い
黄緑の葉を飾っている。

ふんわりとした気候の中
放送大学横の横断歩道を
跨いでいる橋を渉る最中、

大きなジョロウグモが、
大きな巣を、まだ緑濃い
葉をつけている木と木の
間で陣取っている。

ジョロウグモは北海道には
いませんね。
私の好きなオニヤンマと同じで
黄色と黒の派手な外見で
体も大きいので見た感じ
威圧感がありますが、

クモの見た目はちょっと怖いね。

見た目がチョット怖いジョロウグモ
人間に対しての害は
ほとんど無いみたいですね。

ジョロウグモ以外の
よく見る大きなクモの巣で
オニグモの巣も見かけますが

オニグモは捕食する時だけ
クモの巣をはります。

巣を完成させるまで30分から1時間。

ジョロウグモは捕食時以外でも
常時巣をはっています。

巣をはる時間は2時間くらい。

生涯を自分て作った巣で生きる。

ジョロウグモの寿命は一年もありません。

春に孵化して冬には死んでしまいます。

そんなジョロウグモを立ち止まって
見ていると、彼女はピクリとも動かず
巣の中心で四方八方に長い手を伸ばし、
何かを待っています。

ひたすら、待っています。

ジョロウグモは目が悪い。
獲物が網に掛かった時の振動で

獲物に気づき、獲物に近づき、獲物を食す。

それまではピクリとも動かない。
目もあまり見えていない、
ただひたすらに待つ。

彼女は巣の中でしか生きていけない。
生涯を自分で作った巣で生きる。

一体どんな存在意義で
生きているのだろう。

ジョロウグモを決してなめているのではありません。

クモはクモの存在している理由があり、
生きていくための理由があるのだろう、

と、なんか・・・・・、考えてしまう。

私の目の前にいるジョロウグモは
そんなコトを考えて生きてはいない
でしょうけど、

本能的に彼女はクモとしての
存在意義の通りに生きているはず。

その中で一生を巣の中で生きていく。
その狭い世界で次の世代に命を繋ぐ。

ジョロウクモとして生まれた
その使命を全うするために。

私たち人間は
どこにでも行けるし、
何を選択するコトもできる。

生きている意味、
存在意義すら
自由に決めれる。

心の自由、思考の自由、意思の自由
ソレら全てをも与えられている。

自由があるからこそ
我儘(わがまま)も
与えられてしまった
のかもしれませんね。

なんでもできる
人間に生まれて、
今の時代の
今のこの環境の中で

自ら巣を張って、
自ら目を閉じて、

ピクリとも動かない生き方を
自ら選択はしてないだろうか。

確かにそれもまた自由ですが、

行きたい環境に飛び込もう。
やりたいコトをやってみよう。

いろいろな自由を、
せっかく
与えられるいるのだから。

今日も楽しい一日を。

 

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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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