現在を生きているのか過去を生きているのか、
千葉で生きているのか札幌で生きているのか。
セイダイの田中 誠大です。
羽田からバスに乗り
千葉みなと駅前の
停留所でバスを降りる。
この辺りを歩くのは
始めてだよなぁ、
と駅周辺の夜の
みなと公園を歩いている。
へー、水の多い公園だね、
なんか好きだなぁ、この感じ、
おっ、夜なのに鴨がたくさんいる、
鴨のパーティかなぁ、
池の水で乾杯しているのかね。
ここは昼に来たいねぇ、
うーん、夏の昼がいいな、
トンボたくさんいそう。
目的地まで楽しく歩いて行く。
始めて歩く道は本当に楽しい。
ワクワクしながらホテルに到着して、
安い焼酎でホットモットのお弁当を。
こういうのがいいね、
高級料理もたまにはいいけど
白いプラスチックに入った
もう結構冷えているお弁当を食べる。
安い焼酎で喉を潤し、
うん、子供の頃を思いだす。
私の実家は床屋さんでした、
両親共に毎日毎日、夜まで
一生懸命に働いていました。
ですから両親と一緒に
晩御飯を食べる事が
ほとんどなくて、
テーブルの上に置いてある
冷えたオカズを1人で
食べていました。
でも、ぜんぜん寂しくはなかったなぁ。
両親の仕事、
休みは毎週火曜日だけ、
車がなかったお家なので
家族で海水浴とか
キャンプとか、
ほとんどしたことがない。
そういうコトができている
友達の家族のことを
チョットはうらやましかったけど、
でも、ぜんぜん寂しくはなかったなぁ。
それは両親の愛情を感じてたからだろうな、
と今の私にはわかります。
とても、とてもわかります。
年齢を重ねる度に、
「父に似ている」
と家族や親戚に言われます。
話し方や表情や雰囲気
仕草や指の使い方まで
似てると。
自分でも自分で話した言葉を
自分の耳で聞こえた時に、
あっ、なんか父さんに似てるコトを
父さんの言い方のように言っている、
と感じる時があります。
父に似てきている私、
今となると、
本当に父の気持ちや思いを
リアルに想像できます。
父はこんなコトを感じながら
生きていたんだなぁ。
私にも今、息子がいます。
私が息子に対する熱く深い思い、
そうか、父はこんなに思っていて
くれたんだなぁ、私のコトを。
スゴイな、やはり親は。
もう大分前に亡くなっている父ですが
長く家族をやっていると
いいコトも悪いコトも
いろんなコトがありますが、
ありましたが、
親の思いというのは本当にすごい。
私と父は今は同じなんだろうな、
父は私の中で生きているんだろうな。
命を引き継いで今を生きている私は
親やご先祖様の息を引き継いで今を生きている。
千葉みなとのホテルの中で
冷えたお弁当を食べながら、
札幌の実家で床屋をしていた
父の背中を思いしました。
今日も楽しい一日を。
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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