
安売りはしたくないんだよね。
でもなんか安売りしちゃうんだよね。
セイダイの田中 誠大です。
安売り競争が起きる理由は
シンプルに見えて、
実は割と深い構造があります。
店舗ビジネスを例にして、
ベタな例を何個か説明しますね。
【1】他店との差別化ができていない
たとえば、A商店もB商店も
「ただの八百屋」だったら、
お客さんは「安い方に行こう」となりますよね。
=価値の違いが伝わってないと
「価格」しか比べられない。
【2】集客の仕組みがない or 弱い
「売上が落ちてきた…じゃあ安くしよう」
となるのは、広告・SNS・口コミなどの
仕組みがないときに起きやすい。
=価格でお客を引くしかなくなる。
【3】ライバルの価格に引っ張られる心理
「向こうが100円ならウチは90円にしなきゃ!」
と焦って安くすると、向こうもまた下げる。
=価格競争の無限ループに突入。
【4】「安くすれば売れる」は短期的には正解
でもそれがクセになると、
「安くしないと売れない体質」
になってしまう。
=利益が減り、働いても疲弊していく。
【5】お客さんの「安い=お得」思考を育ててしまう
「このお店は安くして当然」と思われると、
価格を戻したときに離れてしまう。
=安さに釣られたお客さんは、長続きしない。
【じゃあどうすればいいの?】
1. 「価格以外の価値」を伝える
(例:接客・専門性・安心感)
2. 「この店がいい」と思われる理由をつくる
(例:ストーリー・理念)
3. 価格以外で勝てるお客さんとつながる
(例:ファンを育てる)
たとえば、同じコーヒーでも
・コンビニ:100円でOK(早い・安い)
・カフェ:500円でも満足(空間・雰囲気・会話)
つまり、
「何を売ってるか」ではなく
「何を感じてもらってるか」が
ポイントですね。
今日も楽しい一日を。
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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