何を基準に従業員に指導をしているのか。
従業員に対して感情的に過剰な指導をして
やり過ぎたと自己嫌悪になるときに
「あいつのためなんだ」
なんて後付けで自分に言い訳を・・・・・
セイダイの田中 誠大です。
仕事をしていて自分一人でやっていたら、
使える時間も体力も限られてきますが、
人を雇えば雇った分だけ仕事量を増やせますが、
どんな業種も求人難ですし、
雇えば給料という経費も増えますし、
福利厚生費や教育費など
いろいろお金がかかります。
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しかも一度雇えば
簡単に辞めさせることもできません。
今の時代、雇う方が圧倒的に
リスクが高いですよね。
基本的に人を雇って教育していく時、
自分が教育されてきたことや
自分が経験してやってきたことを
感じたままに伝えるように教育します。
ですから、雇った従業員を見ていると
自分と照らし合わせてしまい
「なんでこんなことできなさないんだ」
「やる気ないんじゃないか」
「何回言ってもわからんやつだな」
なんで思っちゃいますよね。
私もそう思っていましたもん。
でも私が思った通りに
初めから行動できた人って
一人もいませんでしたし、
冷静に考えれば
できなくて当然ですよね。
なんか変に怒ってしまって、
「あいつのために言ってるんだ」
「できない方が悪いんだ」
「私の時はもっと厳しかったんだ」
こんないいわけ、
こんな言い訳しても意味がないのに、
感情的になっちゃうんだよね。
感覚で教育していると。
まあ、これが教育と呼べるのかすらも
分かりませんし。
私たちは従業員に
一体どうなってもらいたくて
教育してるんですかね。
そしてその従業員はいったい
どうなりたいのでしょうね。
経営者がどのような会社にしたいかで
従業員に対する教育のしかたは変わりますが
感情で教育しているうちは
思って通りに従業員は育ちません。
経営者がどのような会社にしたいか・・・・・
ここが明確でなければ
そもそも教育に信念なんて
ないのではなのでしょうか。
出来なくて当たり前な社員を
「どのような会社にしたいか」のために
・どのくらいの期間で
・どのくらいの能力で
・どのくらいの成果を
・どのくらいの頻度で
これを設定して実行できるように
教育プログラムを作成しておけば
従業員は育っていきます。
感情的に過剰に期待しても
何もなりませんし、
そんなことをしてしまうと
自分自身のメンタルによって
従業員にイラ立ちを感じるのが
当たり前。
「どのような会社にしたいか」
その実現のために普通の従業員が
想定している成果を出す教育プログラム
これを作成してないのに
「これが教育だ」なんて言えませんよね、
経営者として。
まあ、そんなことなくて
「私は人格者を育ててたいんだ」
だけの目的ならば別でしょうが、
経営者としてビジネスしているなら
そんな悠長なこといったられませんから。
従業員が思うように動かなくて
いらだつことは感情的にわかりますし
私も同じ経験をしてきました。
でもそれは経営としての教育ではなく
感情的な私の反応であり
それでは何も解決しないことを
体験的してきて教育に信念が持てるような
そんな教育プログラムを作れば
従業員に対しての経営者の見方に
幅が広がると感じています。
今日も楽しい一日を!
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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