成虫になると、口も、胃や腸などの
消化器官も、肛門もなくしてしまう。
彼は生き残るために全てを断捨離する。
おはようございます!
昨日は一気血を吸って、
一気に排泄することに
特化した「蚊」の
生き物としての
スペックを見てきましたが、
「カゲロウ(陽炎)」
という生物(昆虫)を
しっていますか?
カゲロウの成虫は、
生き物として非常に極端で、
少し切ない進化を選んだ昆虫です。
カゲロウの成虫は、
成虫になってからわずか数時間という、
信じられないほど「短い命」しか
持っていない「種」がいます。
カゲロウの成虫化の目的は
「子孫を残すこと」だけです。
成虫になったカゲロウの使命は、
結婚相手を見つけて卵を産むこと、
ただそれだけです。
その目的以外の機能をすべて断捨離しています。
わずか数時間の命なので、
成虫になってから
「ご飯を食べる必要」
がありません。
そのため進化の過程で、
食べるための「口」や、
消化するための「胃・腸」、
排泄するための「肛門」を
すべて無くしてしまいました。
本来なら消化器官があるはずの体内は、
空気で満たされた袋のようになっていて
体を軽くして効率よくフワフワと
飛ぶために作られている。
当然、食べられないので、
成虫になった瞬間から
餓死に向かってカウントダウン
が始まっています。
「食べずにどうやって生きてるの?」
と不思議になりますが、
カゲロウの寿命の99%は
「幼虫(水の中)」の期間です。
幼虫時代は1〜数年あり、
川の底で暮らし、
川底の藻や落ち葉を
モリモリ食べて栄養を蓄えます。
この幼虫時代には、
もちろん立派な
口も肛門もあります。
1〜3年ほどかけて限界まで栄養を蓄えた後、
一斉に羽化して空へ飛び立ちます。
その変態のタイミングで、
口や内臓をすべて消し去り、
エネルギーをすべて
「繁殖」のため
だけに集中させます。
ことわざの「蜉蝣(カゲロウ)の命」や
歌にある「恋はかげろう」など
「儚い命」の代名詞とされるカゲロウ。
彼らの成虫の姿はまさに
「次の世代へバトンを繋ぐためだけ」
に特化した、
無駄を極限まで削ぎ落とした
究極のサバイバーと言えます。
昨日書いた【蚊】は
「何度も卵を産むために、栄養(血)を限界まで奪う」
ことに特化させ口と肛門を
フル活用してその場で軽量化する。
今日書いた【カゲロウ】は
成虫になったら
「1秒でも早く結婚して卵を産む」
ために口も肛門も捨てて軽量化した。
真逆の進化ですが、どちらも
「子孫を残すために体を軽くする」
という目的を極めた、生きるための
すごい「システム」を持っています。
【種残す】
【生き抜くために】
その一点の【使命】を持つ彼ら、
自然からのメッセージは、
私のこれからの生き方の
【多大】なヒントになります。
今日も楽しい一日を!
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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