私たちは、誰に、何を提供することで
喜ばれて、選ばれるのだろうか。
おはようございます!
前回は、小さな会社が
大きな会社に勝つための
経営戦略について考えてみましね。
今回は、実際に経営戦略を
どのようにつくればよいのか、
を5つの手順で説明します。
そもそも経営戦略とは、
「誰に、何を、どのように売れば、
自分たちが勝てるのか」です。
小さなパン屋さんを経営している。
近くには大きなパン屋さんがあります。
同じことをしていては、なかなか勝てません。
では、どうすればよいのでしょうか。
① 誰に売るのかを決める
最初に考えるのは、お客様です。
「誰にでも買ってほしい」
ではなく、
「焼きたてのメロンパンが大好きな人」
というように、具体的に決めます。
誰に売るのかが明確になると、
何を売れば喜んでもらえるのかも見えてきます。
② 何を売るのかを決める
次に、そのお客様が喜ぶ商品を考えます。
例えば、
「外はカリカリ、中はふわふわ。
焼きたてにこだわったメロンパン」
という商品です。
大切なのは、単に商品を売るのではなく、
「お客様が欲しいと思う価値」を売ること。
③ ライバルとの違いをつくる
どこにでもある商品では、
価格で比較されやすくなります。
そこで、
「うちのお店だからこそ買いたい!」
と思ってもらえる理由をつくります。
味なのか、焼きたてなのか、接客なのか。
他のお店との違いを明確にするのです。
これを「差別化」といいます。
④ 勝てる場所に力を集中する
小さなお店には、お金も、人も、
時間も限りがあります。
だから、何でもやろうとしてはいけない。
例えば、
「この地域で一番のメロンパン専門店になる!」
と決めたなら、そこに力を集中します。
これがランチェスター戦略でいう、
弱者の戦略の基本です。
広く戦うのではなく、狭い分野で強くなる。
⑤ 何をしないかを決める
最後に、とても重要なことがあります。
それは、
「何をやらないか」を決めることです。
例えば、
・パンの種類をむやみに増やさない。
・安売り競争をしない。
・すべてのお客様を追いかけない。
・得意ではないことに時間を使わない。
やらないことを決めるからこそ、
本当に大切なことに力を集中できます。
ここまでの5つをまとめると、
① 誰に売るのかを決める。
② 何を売るのかを決める。
③ ライバルとの違いをつくる。
④ 勝てる場所に力を集中する。
⑤ 何をしないかを決める。
この5つが、小規模経営の
経営戦略をつくる基本的な手順です。
経営戦略とは、
難しい経営理論を
知っていること
ではありません。
「自分たちは、誰に、何を提供することで選ばれるのか」
これを明確にすることなのです。
それが、私がいつも言っている
【誰に何を】です。
小さな会社が目指すべきなのは、
すべての人に選ばれる会社ではありません。
特定のお客様から、
「あなたじゃなきゃダメ!」
と言ってもらえる会社です。
そのために、何をするのか。
そして、何をしないのか。
これを決めることが、
小規模経営における
経営戦略の第一歩です。
今日も楽しい一日を!
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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