67、美容業界の働き方のトレンドの歴史

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「ライフBOX」:大型美容室

セイダイの田中 誠大です。

私が専門学校を卒業して初めて働いたお店が
札幌市東区の「理容室」でした。

先輩一人と奥さんとマスターの4人で
はじめの1年間は働き、2年目からは
私とマスターと奥さんの3人では働くようになりました。

1993年の4月にこの業界に入りました。

それからずっと「理美容の世界」を見てきました。
実家が生まれたときから「理容室」をやっていましたので
生まれたときからこの業界を見てきた気がします。

1993年に就職をして、目的は「実家を継ぐ」ですから、
「仕事を覚える」ことしか考えていませんでした。
技術を身につけることしか考えていませんでした。

この時代は理容師美容師と、働くお店の社長や先輩とは
「師弟関係」のようなものがあり、まさに職人の世界です。

今でもそうですが、今と昔では全然違います。

そんな師弟関係の時代ですから、
極端に言うと「給料いりませんから仕事を教えてください!」
という時代です。
ですので、技術者として100万円売上ようが200万円売上ようが
給料は少なくて、

私で言えば200万円売り上げて店長をしていて給料19万円
という時期もありました。

人件費10%ですよね。
この時期の美容室の社長は儲かっていますね。

しかし、働く側の目的が「仕事を覚える」ですから、
給料が低くてもそれほど気にしていません。

雇う側と雇われる側の「需要と供給」が
マッチしていたということです。

私が就職した1993年ごろくらいから
「カリスマ美容師」のブームが始まり
ブリーチやハイカラーなど「カラー」が流行りだし、
2000年には木村拓哉さん主演のドラマ「ビューティフルライフ」
という美容師のドラマが始まりました。

学生の「あこがれの職業」でNO1になるなど
まさに美容師ブームでした。

それに伴い「美容師」の人数が一気に増えて、
2000年前後から「大型の美容室」が増えてきました。

従来少人数の店舗が多かった「美容室」ですが
セット面20、30とか
スタッフ20名30名とか

カリスマブームで増えた美容師を集め
マーケティングをふんだんに使い
お客様を地引網で集めて
一気に店舗が増えていきました。

この「大型店」は私たち「美容師」に
働き方として「大きな革命」をもたらしました。

次回はその辺を書きたいと思います。

 
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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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