1352、引き分けという文化の引き継ぎ

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相手を徹底的にやっける戦い方と
勝敗をつけない独特の戦い方は

どっちがいいのでしょうか。

おはようございます!

山古志の角突きが
「勝敗をつけない(引き分けにする)」
という独自のルールを持つに至った
歴史には、山間地ならではの
暮らしと牛への強い思いが
深く関わっています。

牛が生活にかかせない「家族」だった。

山古志地区は急峻な山々に囲まれた
棚田の村です。機械がない時代、
牛は耕作や運搬を支える
貴重な労働力であり、
家族同然に大切に育てられていました。

大切な牛に大きな怪我をさせたり、
負けて戦意を喪失させたりすることは、
農家の死活問題につながるためです。

牛は非常に誇り高い動物で、
一度徹底的に負けてしまうと
二度と闘わなくなったり、
元気をなくして働けなくなったりします。

勝負がつかないギリギリのところで
引き離すことで、双方の牛に
「自分が勝った」と思わせ、
尊厳を守る知恵として
「引き分け」のルールが定着しました。

「牛のプライド」を守る知恵ですね。

狭い集落内で勝負をつけると、
飼い主同士(人間関係)のしこりや
対立を生む原因にもなります。

角突きを農閑期の娯楽や
山の神様への奉納神事として位置づけ、
集落全体の結束を高める場としたため、
平和的な和解(引き分け)が最優先されました。

このように、
「大切な相棒である牛を傷つけない」
「地域の絆を壊さない」という
山古志の人々の愛と生活の知恵が、

千年の時を経て
「命がけで引き分ける」
という唯一無二の文化を
作り上げてきたんですね。

今ある現実は、生き残るために
「最善」を選んできた結果です。

【白黒をハッキリつける事が「勝負」】

その基本スタイルは私も同じです。

しかし
「白黒をハッキリつけない」
【命懸けの引き分け】という
「勝負」もあるんですね。

「生き続ける」
「命を引き継ぐ」

このため「勝負」が必要なら
「勝つ」だけが勝利ではない、
その事を教えていただきました。

今日も楽しい一日を!

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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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