今では大人盆踊りの曲はあんまり聞かない
気がするけど、そんなことはないのかなぁ。
おはようございます!
北海道の盆踊りの曲、
特に代表曲である
『北海盆唄』と『子供盆踊り歌』は、
明治時代以降に全国から集まった
「開拓者たちの郷愁」と
「厳しい労働環境」、そして
「子どもたちのための地域づくり」
から誕生しました。
北海道ならではの歴史から生まれた
2つの主要な曲の成り立ちを紐解きます。
1. 『北海盆唄(ほっかいぼんうた)』の成り立ち
大人の部で踊られる『北海盆唄』は、
本州から渡ってきた民謡が北海道の地で変化、
鍛え上げられてできた曲です。
ルーツは本州の民謡: 明治以降、
炭鉱開発やニシン漁などで
全国から北海道へ渡ってきた開拓者たちが、
故郷
(新潟の「越後口説き」や
常磐炭鉱の「ハイヤ節」など)
から持ち込んだ民謡がベースになっています。
炭鉱や漁場などで歌い継がれる中で、
過酷な労働や厳しい自然に
立ち向かう開拓者たちの
たくましさが加わり、
テンポが速く豪快な節回し
へと変化していきました。
昭和初期 昭和7(1932)年頃、
三笠の炭鉱町で歌われていた
「ベアレン節(炭鉱労働者の唄)」
などを整理、編曲し、
『北海盆唄』として
全国に広く紹介されたことで
現在の形が定着しました。
北海道の盆踊り最大の特徴である
「子どもの部」で使われる
私の大好きな『子供盆踊り歌』は、
戦後の復興期に誕生しました。
戦後の子どもたちへの贈り物として
昭和27(1952)年、
北海道教育委員会などが中心となり、
「戦後の厳しい時代に、
子どもたちに明るく
健やかに育ってほしい」
という願いを込めて制作されました。
豪華な制作陣で、
作詞は児童文学者の持田勝穂氏、
作曲は童謡『ニャニュニニョ』
などで知られる服部正氏が手掛け、
歌手の持田ヨシ子氏が歌いました。
独特の優しいメロディと
「ちゃんこ ちゃんこ」
という独特の声、これは本来
「しゃんこ しゃんこ」
という馬の鈴の音らしいですね。
北海道の盆踊りの曲は、
「全国の民謡が混ざり合い、
過酷な開拓史の中で力強く進化した
『北海盆唄』」と、
「戦後、子どもたちの未来と
地域の絆のために作られた
『子供盆踊り歌』」という、
異なる歴史的背景を持つ、
2つの曲が組み合わさることで
完成しました。
ルーツの異なる人々が集まり、
互いに支え合いながら
新しい郷土を作り上げてきた
北海道ならではの歴史が、
そのまま曲の成り立ちに表れています。
深くて強い北海道の命の結晶ですね。
今日も楽しい一日を!
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執筆者プロフィール
田中 誠大
「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役
「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。
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