1364、巨大要塞「歴博」のマネー事情

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美術館とか博物館って大好きなんだけど、
行くと絶対フィギアとかTシャツとか
たくさん買っちゃうんだよね私。

おはようございます!

千葉県「佐倉市」にそびえ立つ
国内最大級の歴史博物館
「国立歴史民俗博物館(歴博)」
私の大好きな場所。

「あれだけ広大で立派だけど、
ぶっちゃけ儲かってるの?」
という疑問が、、、、、気になっちゃうぞ。

ちょっと計算してみるか。

歴博の収支バランス(ざっくり俯瞰図)
博物館本体:民間なら即倒産レベルの大赤字

・チケット売上: 年間 約1億〜1.4億円
・運営コスト: 年間 20億〜30億円以上
・収支: マイナス約20億円超の超弩級赤字

延床面積3.5万㎡超の巨大施設、
24時間の温湿度管理、文化財の修復、
日本屈指の研究者軍団の人件費……。

チケット代(大人900円、高校生以下タダ)
だけで賄えるはずもなく、赤字分はすべて
「国の運営費交付金(税金)」でカバー。

そもそも「利益を出す場所」ではなく
「日本の歴史・文化財を守る国家インフラ」なので、
これで正解なのですが。

でも私の大好きな売店は、
ちゃっかり手堅い
優良スモールビジネス。

本体が年間数十億の赤字を垂れ流す横で、
売店を運営する外郭団体(歴史民俗博物館振興会)
はしっかり黒字(営業利益 10%前後)を出しています。

・年間売上: 約 6,000万 〜 1億円(店頭 + 全国通販)
・推定営業利益: 年間 約 600万 〜 1,000万円

ビジネスとして見ると、
売店は飲食、小売の経営者が
羨むような「ブルーな環境」
で商売をして
います。

1. 集客コスト(広告費)が 0円

国が数十億円かけて整備した施設が、
勝手に年間20万人の歴史ファンを
連れてきてくれます。
またすぐにたくさん買う私を連れてきます(笑)

2. 家賃負担がほぼない

一等地の商業施設のような
「売上の20%をテナント料で引かれる」
といった凶暴さがありません。

3. 競合ゼロの独占、高単価ビジネス

1冊3,000〜5,000円もする専門図録や学術書、
マニア垂涎の考古グッズを定価で独占販売。
値引き競争とは無縁の世界です。

本体: 税金で動く超巨大な非営利インフラ
(集客エンジン)

売店: そのインフラの集客力にあやかった、
極めて堅実な高利益率ビジネス

巨大な集客プラットフォームの出口に、
競合ゼロのニッチな高単価ショップを置く、

という、スモールビジネスの
勝ちパターンのお手本のような構造ですね。

今日も楽しい一日を!

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執筆者プロフィール

田中 誠大

「セイジツに大儲け」強い小規模経営「40からの勝ち方」
株式会社セイダイ 代表取締役

「足腰の強い経営」を創るお手伝いを「使命」としています。

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